【北十勝エリア】レジャー&グルメも大満足。北十勝の5つの「道の駅」をコンプリート!

車で北海道を旅する人にとって、24時間利用できるトイレや駐車場を備えた「道の駅」は絶好の休憩スポット。こと“距離感がバグる”と言われるほど広く、どこまで行っても酪農や田園風景が続く十勝・帯広エリアには15ヵ所が点在し、まるで旅先のオアシスのような存在。地域の情報発信基地としての機能はもちろん、酪農王国・十勝らしさあふれるレストランや直売所、温泉、記念に訪れたいフォトジェニックなアトラクションなど盛りだくさんです。今回はそんな北十勝にある5つの道の駅をご紹介。記事を読んだら、Let’s Drive!

※本記事に掲載された情報は掲載日時点のものであり、価格はすべて税込です。
※イベントや営業時間などの最新情報は北海道の道の駅総合サイトでご確認ください。
北の道の駅

【音更町】あの朝ドラの世界観を再現! SNS映え度ピカイチの「おとふけ なつぞらのふる里」


十勝・帯広エリアの玄関口「とかち帯広空港」から車で約40分。「道の駅おとふけ なつぞらのふる里」は、道内で最も人口の多い町村として有名な音更町に2022年に移転&リニューアル。十勝バスが運行する空港連絡バスでも気軽にアクセスできるので、レンタカーを使わない旅行者にも人気のある道の駅です。

併設の農畜産物等販売所「なつぞら市場」には、十勝生まれの農畜産物を使った加工品や特産品が勢揃い。生産者の顔が見える新鮮な野菜や果物が並ぶ直売コーナーもあり、旬の味覚を持ち帰ることができます。

小腹が減ったら、“とかちの食の集結”をコンセプトにしたフードコート「なつぞらダイニング」へ。「豚丼」や「インデアンカレー」など、十勝・帯広エリアでおなじみのソウルフードをはじめ、音更町産の小麦粉やチーズを味わえる飲食店が集まっています。

麺に十勝産の小麦を使用した「Ramen FUJI」のラーメン

また、見逃せないのが「なつぞらエリア」です。こちらは2019年に放送されたNHK連続テレビ小説「なつぞら」の十勝編に登場した「柴田家の母屋」など4棟を忠実に再現。物販コーナーではここでしか手に入らない限定商品も販売しているのでぜひチェックしてみましょう。

音更町に本社を構える老舗「柳月」の菓子詰め合わせセットは、必ずゲットしたい道の駅名物

【INFORMATION│お問い合わせ】

■道の駅おとふけ なつぞらのふる里

住所:北海道河東郡音更町なつぞら2
電話番号:0155-65-0822
営業時間:9:00〜19:00(店舗・施設により異なる)
定休日:年末年始
駐車場:普通車244台
アクセス:道東自動車道・音更帯広ICから約2分
公式ホームページ

【士幌町】町自慢のブランド牛&ジャガイモを味わえるグルメな道の駅「ピア21しほろ」

国道241号と274号の交差点に面し、牛舎をモチーフにしたというユニークな形の屋根が目印。道産のカラマツ材をふんだんに使用し、木の温もりと開放感に包まれた「道の駅ピア21しほろ」があるのは十勝エリアの北部に位置する士幌町です。町の総面積の半分以上が農用地であり、良質な小麦やジャガイモ、ビート、豆類などの生産地としても知られています。

なかでもこちらで味わいたいのが、自然豊かな士幌町で育った「しほろ牛」のご当地グルメです。レストラン「にじいろ食堂」ではしほろ牛を贅沢に一頭買い。脂肪が少なく、ジューシーで柔らかな赤身肉を堪能できるステーキやハンバーグを提供しています。また、「CAFE KANICHI 寛一」にはしほろ牛100%のハンバーガーも! 肉好きには何ともたまらないラインナップとなっています。

「しほろ牛」が主役の祭りやイベントも行われるほど欠かせない存在

特産のジャガイモを使ったフライドポテトも絶品ですが、地元っ子のイチオシはずばり道の駅オリジナルの「じゃがいも大福」! 北海黄金(ほっかいこがね)と呼ばれる品種を使用し、バターを効かせたホクホク食感の餡がクセになる味わい。さまざまな味が揃う「大福バイキング」では贈答用の化粧箱も販売しているので、ドライブのお供やお土産にもぴったりです。

名物の「じゃがいも大福」のほか、かぼちゃみたらし、きなこクリームなど多彩な顔ぶれ

【INFORMATION│お問い合わせ】

■道の駅ピア21しほろ

住所:北海道河東郡士幌町士幌西2線134番地1
電話番号:01564-5-3940
営業時間:9:00〜17:00(店舗・施設により異なる)
定休日:年末年始
駐車場:普通車151台
アクセス:道東自動車道・音更帯広ICから約25分
公式ホームページ

【上士幌町】レンタサイクルやドッグランなどレジャーも楽しめるオールマイティ「かみしほろ」

北海道内で127番目の駅として、2020年に上士幌町に誕生したのが「道の駅かみしほろ」です。十勝地方の北端に位置し、日本最大の山岳公園である大雪山国立公園の東山麓に位置する上士幌町には「三国峠」、「ナイタイ高原牧場」、「ぬかびら源泉郷」といった北海道を代表する名所が点在。こうした観光スポットへの拠点となるのがこちらの道の駅です。

何と言っても目を引くのが、道の駅らしからぬガラス張りのモダンな佇まいです。館内のレストランやハンバーガーショップ、物産販売コーナーも垢抜けた雰囲気で、まるでオシャレなワーキングスペースのよう。一角には親子で一緒に遊べるキッズスペースや授乳室があるので、小さな子ども連れでものんびりと寛ぐことができます。

エントランスのそばには「旧国鉄士幌線橋梁群」に関する展示も!

外の芝生エリアには大きな滑り台などの遊具があるほか、ドッグランを併設。また、“熱気球の町”にある道の駅だけあって、気象条件が合えば熱気球の体験搭乗もできるのだとか。係留タイプで、体験時間は5分ほど。地上約30mの高さから十勝平野の絶景を見渡せるなど、観光の楽しみ方も広がります。

“旅の目的地となる道の駅”がコンセプトなのだとか

【INFORMATION│お問い合わせ】

■道の駅かみしほろ

住所:北海道河東郡上士幌町字上士幌東3線227-1
電話番号:01564-7-7722
営業時間:9:00〜18:00(10月下旬〜4月上旬は〜17:00)
定休日:年末年始
駐車場:普通車265台
アクセス:道東自動車道・音更帯広ICから約30分
公式ホームページ

【足寄町】足寄町が生んだ大スターの歌碑やポケモンマンホールも!「あしょろ銀河ホール21」

道東自動車道の足寄ICから約5km。十勝・帯広エリアと、釧路圏や網走圏をつなぐ国道241号と242号の交差点にそびえる高い塔が目印の「道の駅あしょろ銀河ホール21」。廃線になったふるさと銀河線の「足寄駅(あしょろえき)」の跡地にあり、館内の一角にはホームやレールといったかつての駅舎を再現。当時の面影が感じられ、鉄道ファンならずとも一度は訪れたい北十勝の観光スポットとなっています。

もちろん、人々の目を引く展示は鉄道関連だけではありません。足寄町といえば、シンガーソングライター・松山千春さんの出身地。エントランス前には松山さん自身が作詞作曲し、1977年に大ヒットした代表曲「大空と大地の中で」のメロディーが流れる記念碑が鎮座。運が良ければ抜けるような“十勝晴れ”の大空の下で、あの名曲を堪能することができます。

ボタンを押すと音楽が流れる歌碑。「大空と大地の中で」の世界観と十勝・足寄町の美しい風景がリンクする

さらに館内にはステージ衣装やトロフィーなどを展示した、その名も「松山千春コーナー」も! パネルの松山さんとツーショット写真を撮れる貴重なスポットとなっています。入館は無料なので、ぜひ立ち寄ってみましょう。

また近年は、ポケモンの絵が描かれたマンホール「ポケふた」を目当てに訪れる観光客も多いのだとか。2025年5月時点で北海道内42市町村に設置されている「ポケふた」ですが、市町村ごとにすべてデザインが異なる1点モノのため、現地へ足を運んでみては!
アグノムやアローラロコンたちのキャラクターがデザインされた「ポケふた」

【INFORMATION│お問い合わせ】

■道の駅あしょろ銀河ホール21

住所:北海道足寄郡足寄町北1条1丁目3番地
電話番号:0156-25-6131
営業時間:9:00〜18:00(10月中旬〜4月下旬は〜17:00)
定休日:年末年始
駐車場:普通車82台
アクセス:道東自動車道・足寄ICから約5分
公式ホームページ

【陸別町】日本一寒い町にあるホットな観光拠点。楽しみ方いろいろ「オーロラタウン93りくべつ」

冬場の気温は驚きのマイナス30度超え! 道東地域と呼ばれる北海道東部の中央に位置する陸別町は、日本一寒いことで知られる人口2100人ほどの小さな町です。その玄関口・国道242号沿いにあるのがこちらの「道の駅オーロラタウン93りくべつ」。かつては「ふるさと銀河線」の駅舎でもあった“道と鉄道の駅”でしたが、同線は2006年に廃線。現在はバスの案内所、鹿肉製品などの特産品を販売する観光物産館、偉大な開拓者の軌跡を紹介する「関寛斎資料館」、宿泊施設「オーロラハウス」を備えた多目的施設として機能しています。

廃線となった現在も駅構内には鉄道車両や線路が保存されており、見学が可能。また、運転や乗車体験(要予約)のほか、1周約400mのトロッコ乗車体験などを楽しむことができるとあってカップルや親子連れにも人気。穴場のレジャースポットとなっています。

鉄道ファン垂涎の「メーテルラッピング列車」と一緒に記念撮影!  

また、かつて陸別町では1977年公開の映画「幸福の黄色いハンカチ」の撮影が行われたことから、館内には作品をオマージュした装飾や特大ポスターが展示されています。昭和のノスタルジックな気分に浸れるフォトスポットとしてもオススメです。「りくべつ宇宙地球科学館(通称:銀河の森天文台)」など町内の見どころと合わせて訪れてみてはいかがでしょうか。

構内の天井に吊るされた黄色いハンカチ。見れば何かいいことがあるかも?

【INFORMATION│お問い合わせ】

■道の駅オーロラタウン93りくべつ

住所:北海道足寄郡陸別町大通(国道242号沿い)
電話番号:0156-27-2012 (陸別町観光物産館)
営業時間:8:00〜18:00(11〜3月は〜17:00)
定休日:年末年始
駐車場:普通車74台
アクセス:道東自動車道・足寄ICから約40分
公式ホームページ

北十勝エリア道の駅MAP

Googleマップ上の施設ピンをクリックすると、施設の紹介やGoogleマップでにナビ開始(今いる場所からルート検索)もできますよ!

 

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