湖面に夕闇が落ちる頃、全長13mの白蛇が静かにうねり出す―。2025年7月5日(土)、鹿追町・然別湖畔でアイヌ伝説を舞に昇華した年に一度の祭典「白蛇姫まつり」が開催されます。神々の祈り〈カムイ・ノミ〉やムックリの調べ、白装束の“姫”が導く親子蛇のダイナミックな蛇踊り。十勝の花ガーデンを巡った旅人も、この夜だけは湖の神秘に身を委ねてみませんか。帯広駅発着の無料送迎バス付きでアクセスも安心です!
“白蛇姫舞”で体感する然別湖の神話
親蛇13m×子蛇8mが湖畔を舞う
親蛇は8人、子蛇は6人の舞い手が操り、白蛇姫が優雅に先導。たいまつが描く光の波と囃子のビートが重なり、観客はまるで湖底の異界へ誘われたような感覚に包まれます。
アイヌの儀式〈カムイ・ノミ〉を間近で
幕開けはアイヌの長老による神への祈り。イナウ(捧げもの)を削り、火を起こし、森羅万象へ感謝を捧げる荘厳な15分。観光客でも“撮る”より“感じる”ひとときをおすすめします。
伝統×現代のステージコラボ
ムックリ(口琴)の幽玄音に続き、とかち観光大使・天城弥子さんの殺陣、ジャズピアニスト大塚賢太郎さんや十勝出身ユニットMy’sのライブが続々。和と洋が交差するプログラムは必見です。
イベントスケジュール
時間 | プログラム |
---|---|
17:30 | 大塚賢太郎ピアノ演奏 |
18:00 | My’s ライブ |
19:00 | こども白蛇(可愛いミニ蛇踊り) |
19:20 | カムイ・ノミ/古式舞踊 |
19:45 | 白蛇姫舞(メイン演目) |
20:20 | ムックリ演奏&アイヌ舞踊 |
20:50 | 来場者全員で記念撮影 |
21:15 | 終演 |
無料送迎バス&アクセス情報
- 送迎バス:帯広駅南口17:00発 → 会場/復路21:30発
※要電話予約〈TEL 0156-66-4034〉先着順 - 自家用車:道東道「芽室IC」から国道274号経由で約70分
- 駐車場:然別湖畔温泉公共駐車場(無料)
祭りを120%楽しむMATOKA的ポイント
- 白衣×浴衣で映え確定
湖畔は夜風が冷えるので羽織れる和装がおすすめ。写真映え&防寒の一石二鳥です。 - ガーデン街道とハシゴ旅
昼は十勝ヒルズのバラ、真鍋庭園のブルースプルースを満喫し、夕方から鹿追へ向かうと動線◎。
【Information|お問い合わせ】
開催日:2025年7月5日(土)17:30〜21:15
会 場:然別湖畔 特設ステージ(北海道河東郡鹿追町)
料 金:観覧無料
主 催:鹿追町観光協会
協 力:鹿追町白蛇姫舞保存会/帯広カムイトウウポポ保存会
問合せ:鹿追町役場商工観光課 TEL 0156-66-4034
公式HP
会 場:然別湖畔 特設ステージ(北海道河東郡鹿追町)
料 金:観覧無料
主 催:鹿追町観光協会
協 力:鹿追町白蛇姫舞保存会/帯広カムイトウウポポ保存会
問合せ:鹿追町役場商工観光課 TEL 0156-66-4034
公式HP
湖に浮かぶ神話の一夜へ
十勝の夏は、ただ爽やかなだけではありません。大地と人が紡いだ物語が息づき、湖畔に炎が灯る夜―。「白蛇姫まつり」は、旅のアルバムに神秘の1ページを添えてくれるはず。7月5日、新得・鹿追エリアで花巡りとともに、語り継がれる“白蛇の舞”に立ち会いましょう。