北海道ガーデン街道の南端に佇む「十勝ヒルズ」は、丘の上に広がる四季折々の花々と、美しい十勝平野の景色が楽しめる癒しの庭園。色とりどりのガーデンや香り豊かなハーブ、美食が揃うレストランなど、“見る・感じる・味わう”が詰まった、五感で楽しむひとときをどうぞ。
十勝ヒルズとは
帯広の南隣・幕別町の日新台地に広がる “丘の上の庭園”。23haの敷地に十勝平野を望む大芝生と15超のテーマガーデンが点在し、北海道ガーデン街道の最南端スポットとして花巡りファンに愛されています。季節ごとに摘み取るハーブや野菜は、園内レストランの料理へ直行。花を眺め、土の香りを感じ、食べて味わう“農と食の体感型ガーデン”です。
ガーデン散策モデルコース
➀ポタジェ&テラス
フランス語で「家庭菜園」という意味を持つポタジェ。ここでは、ハーブや果樹のほか、切り花などが丁寧に育てられています。脇にあるベンチに腰掛け、まずはここで今日の散策コースを相談するのもいいですね。
➁スカイミラー
まずは十勝ヒルズを象徴するフォトスポット「スカイミラー」で、ブルーサルビアが彩る美しい庭と十勝の青い空のコントラストを鑑賞。深い色合いが印象的なこのガーデンの見ごろは8~10月。水彩画のような景色をお楽しみください。
➂ローズガーデン
思わずうっとりしてしまうようなかわいらしい雰囲気を放つのは、35品種約960株のバラが植栽されているローズガーデン。6月下旬~7月に一度見ごろを迎え、その後8月中旬から9月にふくよかな香りが特徴の秋バラが花を咲かせます。
➃とんぼ池
園内の奥にあるのは、なんと昆虫のパラダイス「とんぼ池」。水面には、西洋シロヤナギやスイレンが張り巡らされ、夏になると多くのとんぼが行き交う様子がみられます。周辺に生息するさまざまな昆虫とともにお楽しみください。
⑤メインボーダー釧路八重並木
園内をぐるりと散策し、来た道を振り返ってみると、そこには釧路八重と宿根草のアプローチ。小径のよこに広がる落ち着いた色合いの植栽に心がほっと癒されます。来るたびに違った表情を見せる十勝ヒルズ。次回はどんな発見があるのか楽しみですね!
食べる・買う・遊ぶ
ガーデンカフェ「ニワカラ」
おすすめは 「月替わりアフタヌーンティ(おひとり3,000円)」季節やテーマに合わせたかわいらしいスイーツやデザートが、2段のプレートの上で宝石箱のように並んでいます。おひとり様での予約もOK、ただし2日前までの予約が必要ですので、お早めにお申し込みください。そのほか、毎月日替わりの小鉢、パン、スープが味わえる「こばっちランチ」(9種1,800円、4種1,200円)も大人気です。
ヒルズショップ
お庭を飾るガーデングッズやインテリアを始め、ドライフラワーや北海道産の豆など、十勝ヒルズならではの商品が多数。ハンドメイド作品の多くは一点物なので、ここだけの特別な出会いも楽しみのひとつとなりそうですね。
レンタル遊具&芝生ピクニック
センターハウスでベビーカーとレジャーシートを借りて、たっぷりと散策した後は芝生でピクニックもおすすめです。子どもたちがレンタルしたおもちゃで楽しむ様子を見ながらのランチタイムはまさに至福。
花カレンダーで巡る楽しみ
月 | 主役の花 | 見どころ |
5~6月 | 釧路八重・ツツジ | 淡桃〜橙のグラデーション花壇 |
7~8月 | ローズ・ネペタ | ローズウォークが香りの回廊に |
9~10月 | ノリウツギ・紅葉 | スカイミラーに映る錦繍の丘 |