・2025年5月21日~10月24日/月・水・金曜日のみ運航
・RF354便 清州 14:00 → 16:30 とかち帯広
・RF353便 とかち帯広 18:00 → 21:00 清州
・機材:エアバスA320-200(普通席180席)※2025年4月現在の情報
今後も清州市内の情報などを新たな記事として随時掲載していきますので、ぜひご覧ください。【2025年2月13日(木)追記】エアロKによるとかち帯広空港-清州国際空港間の期間限定運航は、2025年2月11日をもって終了しました。以下の記事中に当該の運航に関する内容が一部残っておりますが、何卒ご了承ください。
なお、新千歳空港-清州国際空港間はエアロKが引き続き毎日運航していますのでぜひご利用ください!
とかち帯広空港の社員による韓国視察出張記!
3部作の第3部(今シリーズ完結編)です。
S部長との清州(チョンジュ)への弾丸出張も最終日となりました。日本への帰国便は午後出発。残る滞在時間で少しでも清州市内を探検しよう!ということで、清州市内のショッピング施設、タクシー移動、清州国際空港からの国際線出発などご紹介します。ぜひご覧ください!
第1部・第2部の記事はこちら⇩
朝食後にホテルをチェックアウト。キャリーバッグをフロントで預かっていただき、タクシーも活用して市内を巡ります。
なお、今回宿泊した清州市内のGLOUCESTER HOTEL CHEONGJUですが、フロントでお願いするとタクシーをホテル前に呼んでくれます。
配車手配ができたら車両のナンバープレートの下4桁を教えてくれるので、3階から地上に降りてホテル前で待機。数分で該当のタクシーが目の前に停車するので名前を告げて乗車。あとは日本のタクシーと同様で、行先を伝えて出発です。
ホテル前の通りは交通量も多く、空車のタクシーもちょくちょく走ってはいますが、配車手配すれば今回のように寒い時でもあまり待たずにタクシーに乗れますし、五松(オソン)駅や清州空港など、到着時間を決めて移動したいときには特に安心感があります。
この日も寒かった
前日と同様に寒波に見舞われ、この日も日中の気温はマイナス10℃を下回っていました。
NAVERマップアプリで現在地を把握
このNAVERマップというスマートフォンアプリ。韓国を旅する上ではとても便利でした。下の画像はタクシー乗車後、清州の旧市街エリアへ向かう際の画面です。
GoogleマップやiPhoneの地図アプリとあまり変わらない使い勝手で、目的地を地図上で指定するとルート検索ができます。車でのルート候補と走行距離、所要時間、さらにタクシー代の目安まで表示されます。
PCでもブラウザ版で日本語も表示できますし、旅行出発前の現地予習にも大いに役立つと思います。
サムギョプサル通り
清州市はサムギョプサル発祥の地と言われ、市内にはサムギョプサル通りと呼ばれるアーケード街があります。午前中の静かな時間帯ですが散策してみました。
アーケード内は焼肉店がたくさん並んでいます。実は今回の視察出張に際し、事前取材として清州を紹介されているYouTube動画などいろいろ拝見しました。本来は夜こそが人出も多くて良い雰囲気のようですね。帯広中心部の繁華街と似ているかもしれません。
清州市内の街歩き
サムギョプサル通りの周辺も少し散策してみました。海外の街歩きですね。
サムギョプサル通り近辺の観光はこれで終了。次は清州のショッピング施設へ移動します!
ロッテアウトレット&ロッテマート 清州店
グロスターホテルから徒歩圏内にあります。4階建て、屋内型の商業施設です。
アウトレットの営業時間は10:30-21:00。
フロアマップや定休日については公式サイトから。
店内を撮るのは控えましたが、ファッション・スポーツ・キッズなど幅広くブランドが揃っており、アウトレット店なので割安感もあります。
私はアウトドアブランドが好きなので、THE NORTH FACEやスノーピークの売り場をチェックしましたが、品ぞろえも良く、セール中という事もあってお値打ち商品も多いと感じました。
店内が広いので、しっかり見るなら滞在時間60分では足りないと思います。
そして同じ建物内にスーパーマーケットのロッテマートも併設されており、お惣菜やお土産購入も出来てとても便利です。営業時間は10:00-23:00。
韓国のお菓子や韓国海苔、キムチなど、お土産ショッピングができます。同行者の方と一旦分かれて、例えば奥様はロッテアウトレットへ、旦那様はロッテマートの探検なども出来ますね。
美味しそうなベーカリーカフェもあり、スイーツ&カフェ好きなS部長が捕まっていました(笑)
続いては徒歩でデパートの現代百貨店に向かいます。大きな通りを横断しますが、歩行者信号もしっかり設置されており安全に移動できます。
現代百貨店 忠清店
グロスターホテルの真向かいに立地しているデパートです。2012年開業で、館内もとても綺麗でした。
公式サイトによると、営業時間は10:30-20:30または10:30-20:00で、曜日によって閉店時刻が異なるようです。
フロアマップ(英語)をご覧いただくと分かりますが、1Fはコスメ、地下は食品フロア、上層階にレストランと、日本のデパートと同様の構成になっています。売り場面積も結構広く、札幌のデパートに来たのと変わらないような感じです。
S部長が「韓国餅」をお土産に買いたくて店員さんに声掛けしたら、親切に該当のお店まで案内していただきました。
2-5階はファッションブランドがたくさん。撮影はしませんでしたが、先ほどのロッテアウトレットと同様、きれいでおしゃれな店内でした。いくつか売り場を見てみましたが、ブランドによっては韓国限定の商品もありました。
このように、グロスターホテル周辺は大きなショッピング施設も揃っているのが素晴らしいですね。さすがにソウルには敵わないにしても、清州に一泊するなら一見の価値ありです。
6階レストランにてデパートランチ
韓国料理以外のお店も味わってみようと、SIGNATURE LAB(シグネチャーラボ)というレストランに入りました。
海老のロゼクリームパスタというメニューに惹かれて注文。調べたら、パスタソースに粉唐辛子やコチュジャンを混ぜてピリ辛な味付けにしたパスタとの事。
「韓国料理」とまではいきませんが、図らずも最後に韓国風味のイタリアンランチをいただけました。さーこのあとはホテルに預けていたキャリーバッグを引き取り、タクシーで空港へ移動です!
このタイミングになると、搭乗便の運航状況も気になりますよね。清州空港の公式サイトで運航状況をチェックできます。
清州国際空港に到着 バス乗り場をチェック
ターミナル内に入る前に、ここで清州空港から各地への交通アクセスについて少しだけご紹介します。

現場にもバス乗り場の道案内がありますが韓国語のみ。上記の乗り場案内を頭に入れておけば安心です。

なお、空港内1Fの観光案内所で聞いてみたら、B3系統のバス時刻表を紙でいただきました。以下写真の一番左、薄緑色のところが清州空港からの出発時刻。行先は世宗市のバスターミナル行きで、左から2番目の列が到着時刻。
この途中、清州空港から所要時間40-50分で清州郊外の五松(オソン)駅に停車し、高速鉄道KTX京釜線でソウル方面に向かうことが出来ます。
これによると、B3系統のバスはだいたい1時間に3本のペースで出発。最終便が22:30発。ただし、五松駅からソウル方面のKTX最終便は2025年1月現在の時刻表で23:31五松発→深夜0:21ソウル着なので、乗り継ぎ時間を考慮すると22:10発のバスまでに乗れるかどうかがポイントかと思います。
清州空港から公共交通でソウルに向かうなら、上記以外には概ね以下のいずれかになるかと思います。
・市内行きバス(B3番か747番)で清州市内のバスターミナルに向かい、そこからソウル行きの高速バスに乗り継ぎ
・清州空港から直行でソウルに向かう高速バスに乗車
韓国の高速バスはこちらのサイトで日本語にて時刻表確認・予約できます。
試しに、2月3日出発 清州空港からソウル(セントラルシティー)への高速バスを検索すると以下のように表示されます。
清州⇔ソウル間の移動については第2部の記事でもご紹介していますので、よろしければそちらも参考にしてください。
さて、ターミナル内に入りました。ここからは帰国便に搭乗するまでの流れと館内紹介です。
国際線チェックインカウンターと国内線チェックインカウンターは分かれていますが、どちらも同じ1階で、館内の案内サインもしっかりしているので迷う心配はありません。
大きな行列はなく、スムーズにチェックイン出来ました。預け手荷物のキャリーバッグも、BASIC運賃の重量15kg以内に収まりました。
とかち帯広空港とは違ってカウンター前にX線検査機は無く、預け手荷物はまずカウンターに預け、その後にカウンター裏で検査が行われます(業界用語ではインライン・スクリーニングと呼びます)。
預け手荷物に不審な点が見つかった場合は乗客を呼び出す必要があり、この時も「念のため10分ほどカウンター前で待っていてほしい」との依頼がありました。
チェックイン後、2階エリアへ
国際線出発時に利用する施設をご紹介します。到着時と同様、ターミナル全体がコンパクトかつ機能的な配置で、迷う心配はありません。
施設のご案内 < 空港施設|CHEONGJU INTERNATIONAL AIRPORT
レストラン FLAVOUR6(2階 6:00-20:30)
ファストフードゾーン(2F)
ターミナル2F 中央付近に、軽食を販売している売店とベンチがあります。
コンビニエンスストア(2F 6:00-22:00)
ファストフードゾーンに隣接して「CU」というコンビニチェーン店があります。小さいながらも、日本のコンビニエンスストアに近い品ぞろえかと思います。
韓国の交通カード「T moneyカード」も購入可能。実はS部長がBTSデザイン版のT moneyカードを購入したくて、出張初日からあちこちのコンビニに寄っていたのですが、最後に立ち寄ったこのお店でついに発見。
写真は撮りそびれましたが、無料のスマートフォン充電スタンドもありました。
これで保安検査前のエリアはおしまい。パスポートを準備して保安検査場へ向かいます。日本と同様、国際線の液体物は100mlを超える容器に入ったものは持ち込めませんのでご注意。機内で飲む飲み物は出国後、または機内販売で調達しましょう。
保安検査&出国後のエリアへ
KYUNG BOK KUNG DUTY FREE(2F 6:00-23:00)
保安検査と出国審査を終えると、すぐ免税店が見えてきます。
Duty Free Pick Up(2F)
オンライン免税店の商品ピックアップカウンターもありました。
ロッテインターネット免税店、新羅インターネット免税店が対応。
搭乗待合室の売店 Coffeenie (2F 7:00-23:00)
国際線出国後 6番搭乗口の近くにある、搭乗待合エリア唯一の飲食売店です。
飲み物は、カフェラテ レギュラーサイズが5,500ウォン、ホットティー4,500ウォンなど。軽食はホットドッグが4,800ウォン、ハムチーズサンド4,500ウォン。プルコギを挟んだパニーニ7,800ウォン、なんてメニューもありました。
エアロK RF324便に搭乗
成田行きに乗ります。この日は7番搭乗口で、定刻通りに出発・離陸出来ました。
≪清州空港&成田空港発着の運航スケジュール≫
毎日運航中
RF322便 清州 9:45 → 11:55 成田
RF324便 清州 15:50 → 18:05 成田 ※水曜日のみ18:30 成田
RF321便 成田 12:55 → 15:25 清州
RF323便 成田 18:55 → 21:30 清州 ※水曜日のみ 成田 19:20 → 21:50 清州
いずれも※2025年1月現在の情報
機内の様子は往路の新千歳→清州と概ね同じです。シートテレビやWiFiはありませんが、皆さんスマートフォンで音楽を聴いたり、機内販売の飲み物やカップ麺を注文したり。
約2時間15分のフライトを経て成田へ。航路上の天候も良く快適なフライトでした。成田空港は第3ターミナルへの到着です。
このあとは、日本への入国審査を経て預け荷物をピックアップ。そして税関検査を経て、到着ロビーに出ます。ここで借りていた海外用Wi-Fiルーターを返却しました。
時間的にはもう羽田→帯広行きには乗り継げないので、成田空港からの高速バス(18:55発)で東京駅に向かい、電車を乗り継いで京急蒲田駅前のホテルで後泊。翌日のJAL573便で羽田を出て帯広に戻りました。
韓国での3日間を振り返って
今回の韓国視察出張記はこれで終わりとなります。日本人にとってはまだまだ情報が乏しい、日本語版ガイドブックにも殆ど載っていない、ちょっとミステリアスな清州空港と清州市。当noteで少しでも雰囲気を感じ取っていただければ幸いです。良い空港、良い街でしたよ!
【参考までに今回の航空券費&宿泊費】
航空機(エアロK)
往路(新千歳⇒清州)は運賃・燃油サーチャージ・使用料などコミコミで1人288,500ウォン。
復路(清州⇒成田)は同じ条件で188,000ウォンでした。いずれも預け手荷物料金込みのBASIC運賃です。
清州市内の宿泊(GLOUCESTER HOTEL CHEONGJU)
JTB公式サイトにて2泊・1名1室・朝食付きで計25,050円。1泊あたり12,525円でした。
※金額は検索・購入した当時(2024年12月)のものです。最新情報とは異なる場合があります。
当記事では、清州市内の食事やショッピングの紹介がメインとなりましたが、観光スポットとしては博物館や美術館などもございます。当noteのもう一人の担当 Nが2024年10月に巡っていますので、そちらもご覧いただける方はぜひ⇩
ソウルに近い仁川空港ではなく清州空港を利用しての韓国旅行は、心理的なハードルが高い(というか興味が湧きづらい)面もあるかもしれません。でも実は、仁川空港からソウル市内へは鉄道で片道約40分、空港リムジンバスで片道およそ1時間10分。仁川空港もソウル中心部からは意外と離れているのです。
大きな空港にありがちな、入国時の混雑の可能性、出国時の早めのチェックインの必要性なども考えると、コンパクトで混雑の少ない清州空港にも十分魅力が感じられます。地方都市を経由する韓国旅。あなたもいかがでしょうか。
なお、とかち帯広空港を発着するエアロKの運航は今のところ2月11日までとなりますが、その後も新千歳空港からは清州線が毎日運航しています。
エアロKの覚え方は、KOREA(韓国)を逆さに読めばAERO K(エアロK)。覚えましたか?皆様のご利用をぜひお待ちしております!
当noteでは、今後も皆様のご旅行に役立つ情報、就航地の観光情報などをお伝えしていきます。よろしければスキ、フォロー、シェア、ブックマーク等していただき、今後も時おり覗いていただければ幸いです!
最後は、ソウル市内中心部 崇礼門(南大門)での写真で締めます。
ご覧いただき、誠にありがとうございました!
※ご紹介した内容は2025年1月上旬当時のものです。最新情報とは異なる場合があります。
※この記事は、とかち帯広空港 公式noteで公開されていたものです。